先日、10日のアキさん。
昼過ぎ、ジャランジャランデッキにドンゴロスを被ってやってきました。
先端について団子になると、集まった観客にアピールするかのように、
んばっvと、ドンゴロスを脱いで、たらーーんとそのまま下にたらしました。
見ている観客、大喜びです。
私は側面から見ていて、”アキさんがアピールしてるーvv”と思っていました。
ら、続いて、アキさんが衝撃的な行動をなすったのです。
そぉれ~~!
!!!!!??????
ア、アキさん?!そぉれ~~。
ぷらーん。
そぉれぇ~~。
ぷらーーん。
もいっちょ~。
ほいさぁ~~。
ぶらーーん、ぶらーんで、
ゆーらゆらー、だわよ~。
!!!!!!!??????
目を疑いました。
アキさんが、ドンゴロスを観客にむかって振りなすった!!!
そぉれ~ってかんじでした。
ちょうど観客の中の一人のおじさまが、手をおーいって大きく振っておられて、
それに呼応するかのように、アキさんがドンゴロスを振りました。
んぎゃーーーっとカメラを構えて撮りましたが、
最初の一振りは、もっと大きかったです。
”投げる”ではないんですよ。
よく、オラ舎で観察していると、アキさんが段ボールやカップを持っていると
”こっちに投げてきたりして?”などとお話されてる声が聞こえますが、
オラちゃんはものを投げたりしません。(私の知っている限り&聞く限り)
遊んであげる~、だったのか?
あれ、ちょうどたらーんってなったわ、振ってみたら面白いかしら~だったのか?
いずれにせよ、あの時、アキさんが観客に向かってなんらかのコミュニケーションを積極的にとった、
という感じがしました!
アキさんは人が好きなやさしいオランウータンさんで、観客をよくみていますし、
表情などで、こちらとコミュニケーションしてくれたり、アキさんの行動にこちらが反応すると
うれしそうににんまりします。
そして、このたび、ジャランジャランデッキができて、その先端からいままでより近い距離で
アキさんは観客を見ることができるようになりました。
見ることもそうですし、音や声や、もっとほかの事も近くで感じる事ができるようになりました。
その中で、いままでよりも、もっと”直接的になにかできそうな感じ”がしたのではないでしょうか。
もちろん、ドンゴロスを振っても、観客側に届く距離ではとてもないのですが、
わっと喜ぶ観客の反応は、アキさんにとって、いままでになく新鮮なものがあったかもしれません。
ダイレクトなかんじがしました。
ああ、なぜ正面にいなかったのか、あの時の私!
それにしても、”投げる”でも”激しく振る”でもなく、
”ゆーらゆーらと、大きくゆっくり振る。やさしいお顔で”
というアキさん。
こんなコミュニケーション(とこちらが感じる)をする、動物さんってほかにいるでしょうか?
なんというか、この懐のふかあい感じ。このゆったりした鼓動に似たリズムの行動。
オランウータンならではだなぁ、と思いました。
語ったね・笑。
読んでいただいてありがとうございます^^!
今度も、ジャランジャランデッキで新しいことを発見する(であろう)アキさんから目が離せませんね~